四月
April
と言えば思い出すのがこの曲。
軽やかなギターのイントロから聞こえてくる
美しい歌声・・・
April, come she will・・・
ポール・サイモンの「四月になれば彼女は」です。
倒置法や韻を巧みに用いた素晴らしい詩に
簡潔で、素朴な美しい音楽が付けられています。
たった2分弱の時間で、彼女(恋)の儚さを
見事に描いています。
作曲家としてだけでなく、作詞家としても
ジーニアス!
名前だけの人も多いこの世界ですが
P.サイモンは真の意味で
『Singer & SongWriter』です。
「4月になれば彼女は」
4月になれば
彼女はやってくる
小川の水がぬるみ
雨で水かさが増すころに
5月になれば
彼女は僕の腕の中で
安心して休むだろう
6月になれば
彼女は態度を変えるだろう
せわしなく
夜をさまよって
7月になれば
彼女は旅立つんだ
出て行くなんて
一言も言わなかったのに
8月になれば
彼女は死んでしまう
秋風が冷たく
刺すように吹くころに
9月になれば
僕は思い出す
みずみずしかった恋が
過去のものになったことを
April, come she will
Lyrics & music by Paul Simon
From The Album"Sound Of Silence"(1966)
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