先月、関東では11月の降雪としては54年ぶりという初雪が降りました。
日に日に、冬が近づいている今日この頃です。
さて今回は、ドビュッシーの後期のピアノ曲集「前奏曲集(第1巻)」から第6曲「雪の上の足跡」をお聞きください。
編曲してみると、ドビュッシーがピアノという楽器から、豊かな奥行きと色彩感を表現しているのがとても良く分かります。
「このリズムは、悲しく凍るような風景の基調にふさわしい音でなければならない」と彼が注釈した繰り返されるモティーフ・・・
雪景色の中で、ドビュッシーは何を感じていたのでしょう。
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