ハンニバルの剣

 ふと入った本屋さんで手に取った本から新しい世界が広がることがあります。

日本人でありながら、イタリア史、特にローマ帝国興亡の歴史を詳細に研究記述した「ローマ人の物語」を書き上げられた『塩野七生（しおの・ななみ）』さん。

本屋さんの書棚にずらっと並んだ塩野さんの著作、その中から興味を引いたのがこの本でした。

上中下３巻からなる「ハンニバル戦記」、一気に読み終えるほど面白いと共に、ハンニバルやスキピオの生きた時代を音楽で描いてみたいなと思いました。

紀元前に実在した稀有の英雄の音楽物語。

それが「ハンニバルの剣」です。